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自己破産が出来る条件とは

自己破産とは、債務者が自分で裁判所に対し破産開始の申し立てをすることをいいます。

自己破産をすることにより、債務者(破産者)は、自分が有している財産の限度で債務の支払義務を負います。

つまり、裁判所が債務者が支払不能であると認めることで債務を免除してもらえる手続きが自己破産となります。
すべての債務が免除されることから、自己破産は全ての債務の弁済が不能であるような場合において有効な債務整理方法であるといえます。

 

上述のように、裁判所が債務者を支払不能であると判断しなければ、債務者は自己破産をすることができません。

 

より具体的には、①債務者が支払能力を欠くために、一般的かつ継続的に弁済することができないことが自己破産の条件となります(破産法15条1項)。要するに、お金のやりくりができない状態にあるときに自己破産の申し立てをすることができます。

 

また、②債務者が弁済期にある債務を一般的かつ継続的に弁済することができないこと(つまり支払不能であること)を外部に表示することも自己破産の条件になります(同条2項)。例えば、債務者から債務整理や破産申立ての委任を受けた弁護士が、債権者一般に対して委任の旨の通知をすることは債務者が支払停止の意思を示したことを意味します。

 

この他、③債務者が法人である場合は、法人が有している財産をもって債務を完済することができないこと(同法16条1項)も条件として挙げられます。

破産開始の申立ては上記の①〜③のいずれかに当てはまる場合に行うことができます。

 

破産者は破産開始の申し立てが認められ、破産手続き決定の開始が裁判所により認められて初めて、自己破産ができるようになります。

破産をすることで自分の財産の限度でのみ債務を弁済すれば良いことになりますが、そのためにもちろん財産の処分は制限されます。
破産をすることのデメリットとしては、官報に自己破産したことが記載されるために、信用会社等のブラックリストに記載されることがあるということなどが挙げられます。そのために、携帯契約や賃貸契約ができなくなるということも考えられます。

 

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原 悠太Yuuta Hara

私は東京都内を中心に離婚、自己破産、企業法務、医療(動物病院)の法律問題に対応しています。

また、私は獣医師の資格を保有しているため、医療分野には確かな知識と豊富な経験があります。

弁護士に相談をしたり、依頼することは人生であまり経験することではありません。

そのため弁護士を頼るのは怖いと考えている方も多くいらっしゃいますが、悩みを抱える皆様が気軽に相談できる弁護士となれるように日々努力してまいります。

ご相談者のお話を丁寧にお聞きし、問題の早期解決ができるよう努めますので、お困りの際は一人で抱えずお気軽にご相談ください。

資格
  • 弁護士・税理士、獣医師
所属団体
  • 第一東京弁護士会(57995)
  • 東京税理士会蒲田支部
執筆・講演
  • 獣医療過誤防止セミナー 講師出演
  • フリーランス獣医師カンファレンス2022 講師出演
  • 離婚弁護士マップインタビュー 「離婚調停」記事掲載
  • 動物病院経営カンファレンス2022 講師出演
  • QIX動物病院経営マネージメントサービス発売記念セミナー 講師出演
  • 毎日新聞「これで安心!相続遺言について考えてみませんか!」特集掲載
  • 獣医キャリアパスチャンネル 出演

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生井みな絵Minae Namai

RHA法律事務所の弁護士、生井みな絵と申します。

私は、弁護士になる前は公立小学校の教員として働いていました。

子どもたちに教えるという仕事に楽しさとやりがいを感じる一方で、小さな頃から夢見ていた法律の仕事につきたい、という気持ちが心のどこかに引っかかっていたのかもしれません。

自身の出産を終えて職場復帰したころ、そんな自分の思いに正直になり、司法試験に再チャレンジすることに決めました。

もちろん、家庭を持つ身でしたので、仕事をやめて学生になることはできません。

仕事をしながら勉強ができる、社会人のための夜間法科大学院を選び、仕事と子育て、学生生活を両立(三立?)し、何とか司法試験に合格できました。

 

教員としては、「子どもたちが納得できるようにしよう」と考え、その時の状況に応じて、時には優しく、時には厳しく、工夫して指導をしてきました。

弁護士としても、相談者・依頼者の皆様方が、納得してトラブルを解決できるように、その方法を法的な観点から考え、提案し、一緒に解決に向けて努力していきます。

資格
  • 弁護士,小学校教諭1種・2種免許
所属団体
  • 東京弁護士会所属(64867)
取材実績等
  • 「大学で挫折も『40代で司法試験合格』3児のママ教師が挑んだキャリアチェンジ」 CHANTwebインタビュー記事掲載  
経歴

公務員の父、薬剤師の母の次女として秋田で育ちました。

  • 秋田県立秋田高校卒業
  • 早稲田大学法学部卒業
  • 秋田県内の養護学校(現・特別支援学校)で実習助手として勤務
  • 通信教育で小学校教諭免許状取得
  • 宮城県の正規教員採用となり気仙沼市の小学校で教諭として勤務
  • 東京都の正規教員採用となり品川区・大田区の小学校で教諭として勤務
  • 筑波大学法科大学院(社会人のための夜間大学院)修了
  • 司法試験合格(2回目)
  • 司法修習のため教員退職
  • 司法修習で東京地裁に配属
  • 弁護士登録
  • RHA法律事務所に参加
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Mr.childrenが好きです。
30周年を越えた彼らの曲を聴いていると、一緒に年を取ってきたなあとしみじみします。
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