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自己破産手続き|専門家への依頼から免責決定の流れを解説

借金の返済に行き詰まり、自己破産を検討している方も多いのではないでしょうか。

自己破産は、借金の支払いを免除してもらえる法的手続きですが、専門家への依頼から免責決定までの流れを理解しておく必要があります。

本記事では、自己破産手続きの詳細について、分かりやすく解説します。

自己破産とは

自己破産とは、借金の返済が困難になった個人が、裁判所に申立てを行い、借金の支払いを免除してもらう法的手続きのことです。

一定の要件を満たせば、借金のほとんどが免除されるため、債務者にとっては非常に大きなメリットがあります。

ただし、信用情報に傷がつくなどのデメリットもあるため、慎重に検討する必要があります。

自己破産の手続きの流れ

自己破産の手続きは、以下のような流れで進みます。

 

  • 弁護士や司法書士への相談・依頼
  • 裁判所への申立て
  • 債権者集会
  • 免責決定

 

それぞれの段階について、詳しく見ていきましょう。

弁護士や司法書士への相談・依頼

まずは、弁護士や司法書士などの専門家に相談し、自己破産の申立てを依頼します。

 

自己破産の手続きは複雑で、専門的な知識が必要となるため、個人で行うのは困難です。

弁護士や司法書士に依頼することで、スムーズに手続きを進めることができます。

相談は無料で行えるところが多いので、まずは気軽に相談してみましょう。

依頼する場合の費用は、事務所によって異なりますが、着手金と成功報酬を合わせて30万円前後が相場です。

裁判所への申立て

弁護士や司法書士に依頼した後は、裁判所に自己破産の申立てを行います。

 

申立書には、債務者の財産状況や返済不能に陥った経緯などを詳細に記載する必要があります。

弁護士や司法書士が代理で作成してくれるので、債務者が直接裁判所に出向く必要はありません。

裁判所が申立てを受理すると、債権者への支払いや強制執行が停止されます。

債権者集会

申立てから1ヶ月程度で、管財事件の場合に関しては債権者集会が開かれます。

同時廃止事件の場合は、破産者に配当すべき財産がないため、債権者集会は開催されません。

 

債権者集会では、債務者の財産状況などについて、裁判所から説明がなされます。

債権者は、債務者に質問したり、免責に異議を唱えたりすることができますが、多くの場合は裁判所と債務者のみで進行されます。

免責決定

債権者集会から2週間程度で、裁判所から免責決定が下されます。

 

免責決定が確定すると、それまでの借金が法的に免除されます。

ただし、税金や養育費、犯罪行為による損害賠償などは、免責の対象外となります。

免責決定後は、新たなスタートを切ることができますが、信用情報に自己破産の記録が残るため、一定期間は借入れができなくなります。

自己破産のメリット・デメリット

自己破産にはメリットとデメリットがあります。

 

主なメリットは以下の通りです。

 

  • 借金のほとんどが免除される
  • 取立てや強制執行が停止する
  • 返済不要のため、生活再建が容易になる

 

デメリットは以下の通りです。

 

  • 信用情報に自己破産の記録が残る
  • 一定期間、借入れができなくなる
  • 資格制限がある場合がある
  • プライバシーの問題がある

 

メリット・デメリットをよく理解した上で、自己破産を選択する必要があります。

まとめ

自己破産は、借金の支払いを免除してもらえる有効な手段ですが、弁護士へ依頼することから免責決定までの流れを理解しておく必要があります。

また、自己破産にはメリットとデメリットがあるため、よく検討した上で選択しましょう。

借金問題で悩んでいる方は、まずは弁護士に相談することをおすすめします。

専門家のアドバイスを受けて、最善の解決策を見つけましょう。

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資格者紹介

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代表弁護士

原 悠太Yuuta Hara

私は東京都内を中心に離婚、自己破産、企業法務、医療(動物病院)の法律問題に対応しています。

また、私は獣医師の資格を保有しているため、医療分野には確かな知識と豊富な経験があります。

弁護士に相談をしたり、依頼することは人生であまり経験することではありません。

そのため弁護士を頼るのは怖いと考えている方も多くいらっしゃいますが、悩みを抱える皆様が気軽に相談できる弁護士となれるように日々努力してまいります。

ご相談者のお話を丁寧にお聞きし、問題の早期解決ができるよう努めますので、お困りの際は一人で抱えずお気軽にご相談ください。

資格
  • 弁護士・税理士、獣医師
所属団体
  • 第一東京弁護士会(57995)
  • 東京税理士会蒲田支部
執筆・講演
  • 獣医療過誤防止セミナー 講師出演
  • フリーランス獣医師カンファレンス2022 講師出演
  • 離婚弁護士マップインタビュー 「離婚調停」記事掲載
  • 動物病院経営カンファレンス2022 講師出演
  • QIX動物病院経営マネージメントサービス発売記念セミナー 講師出演
  • 毎日新聞「これで安心!相続遺言について考えてみませんか!」特集掲載
  • 獣医キャリアパスチャンネル 出演
  • 依頼者の「右腕」として、相続トラブルを最善の解決に導く~税理士とも連携しワンストップで対応~
  • 相談のしやすさと細やかなサポートが強み~法律トラブルから顧問先を守る「門番」でありたい
  • 依頼者をよく見て理解し、解決への道筋を設計。本気の対話を重ねながら二人三脚でゴールへ向かう
  • 初回相談1時間無料~獣医師資格を持つ弁護士が離婚問題を柔軟に解決。元教員の女性弁護士も在籍
生井みな絵先生の写真

弁護士

生井 みな絵Minae Namai

RHA法律事務所の弁護士、生井みな絵と申します。

私は、弁護士になる前は公立小学校の教員として働いていました。

子どもたちに教えるという仕事に楽しさとやりがいを感じる一方で、小さな頃から夢見ていた法律の仕事につきたい、という気持ちが心のどこかに引っかかっていたのかもしれません。

自身の出産を終えて職場復帰したころ、そんな自分の思いに正直になり、司法試験に再チャレンジすることに決めました。

もちろん、家庭を持つ身でしたので、仕事をやめて学生になることはできません。

仕事をしながら勉強ができる、社会人のための夜間法科大学院を選び、仕事と子育て、学生生活を両立(三立?)し、何とか司法試験に合格できました。

 

教員としては、「子どもたちが納得できるようにしよう」と考え、その時の状況に応じて、時には優しく、時には厳しく、工夫して指導をしてきました。

弁護士としても、相談者・依頼者の皆様方が、納得してトラブルを解決できるように、その方法を法的な観点から考え、提案し、一緒に解決に向けて努力していきます。

資格
  • 弁護士,小学校教諭1種・2種免許
所属団体
  • 東京弁護士会所属(64867)
取材実績等
  • 「大学で挫折も『40代で司法試験合格』3児のママ教師が挑んだキャリアチェンジ」 CHANTwebインタビュー記事掲載  
経歴

公務員の父、薬剤師の母の次女として秋田で育ちました。

  • 秋田県立秋田高校卒業
  • 早稲田大学法学部卒業
  • 秋田県内の養護学校(現・特別支援学校)で実習助手として勤務
  • 通信教育で小学校教諭免許状取得
  • 宮城県の正規教員採用となり気仙沼市の小学校で教諭として勤務
  • 東京都の正規教員採用となり品川区・大田区の小学校で教諭として勤務
  • 筑波大学法科大学院(社会人のための夜間大学院)修了
  • 司法試験合格(2回目)
  • 司法修習のため教員退職
  • 司法修習で東京地裁に配属
  • 弁護士登録
  • RHA法律事務所に参加
趣味趣向等
Mr.childrenが好きです。
30周年を越えた彼らの曲を聴いていると、一緒に年を取ってきたなあとしみじみします。
運動は苦手ですが、スポーツは観る方専門で大好きです。
体操、フィギュアスケート、野球など、できるだけ生の試合に行けるよういつも大会情報はチェックしています!

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